パパは計算ができません。でも、資産を築いた投資家です。「学校の勉強」よりも、僕が子供に本当に教えたいこと

凸凹だらけのパパですが、投資家です
はじめまして、管理人の「りゅうぞう」です。 このブログに辿り着いてくださり、本当にありがとうございます。
いきなりですが、少し不思議な告白をさせてください。
私は、スーパーのレジで小銭を出すのが怖くてたまりません。 「780円です」と言われて、財布の中の小銭を瞬時に計算して出すことができないからです。頭の中が真っ白になり、冷や汗が出て、結局いつもお札を出して小銭ばかりが溜まっていく……そんな日常を送っています。
私は現在38歳。妻と子供一人を持つ父親です。 そして、自閉スペクトラム症(ASD)と、読み書きや計算が極端に苦手な限局性学習症(SLD)という2つの障がいを持って生きています。
「計算ができない」 これは、社会生活において致命的な欠陥のように思えるかもしれません。実際、私は学生時代の算数のテストは散々でしたし、大人になってからも「なんでこんな簡単なことができないんだ」と自分を責め続けてきました。
でも、今の私にはもう一つの顔があります。 それは、「投資家」としての顔です。
「計算ができないのに、投資なんてできるの?」 「数字に弱いのに、お金持ちになれるわけがない」
そう思われるのも無理はありません。しかし、現実に私は株式投資を中心に資産を築き、家族を養い、将来への不安を少しずつ希望へと変えることができました。
今日この記事でお話ししたいのは、自慢話ではありません。 「学校の勉強ができなくても、将来は絶望じゃない」という、一つの実例をお見せしたいのです。
今、お子さんの学習障害や成績のことで悩み、眠れない夜を過ごしている親御さんへ。 そして、かつての私のように「自分はダメだ」と思い込んでいるあなたへ。
パパは計算ができません。でも、幸せに生きています。 その理由と、私がわが子に伝えている「学校では教えてくれない生き抜く力」について、少しだけお付き合いください。
1:「努力不足」と責め続けた20年間
私が自分の障がいに正式な名前がついたのは、27歳の時でした。
それまでの20数年間は、まさに「暗闇の中で手探りをしている」ような感覚でした。 周りのみんなが当たり前にできることが、私にはできない。 「空気を読む」という暗黙の了解がわからない。 急な予定変更があると、パニックになって動けなくなる。 そして何より、数字と文字が敵のように立ちはだかる。
特に「計算」は鬼門でした。 学校の先生は言いました。「練習すればできるようになる」「努力が足りないだけだ」。 親も心配して言いました。「もっと集中しなさい」。
私は努力しました。人の何倍も、何十倍も。 でも、できないんです。 簡単な暗算すら、頭の中で数字が溶けて消えてしまうような感覚。 文字を書こうとすると、ゲシュタルト崩壊を起こしたように形が掴めなくなる。
「自分は、壊れているのかもしれない」
劣等感はいつしか「自分への諦め」に変わっていきました。 将来への希望なんて持てるはずがありません。「普通の社会人」として生きていくことすら、私には高すぎるハードルに見えていたのですから。
27歳で診断名がついた時、私はショックを受けるどころか、深い安堵のため息をつきました。 「私がダメ人間だったわけじゃない。脳の使い方が、人と違っただけなんだ」 それは、私が「私」として生きていくための、再スタートの瞬間でした。
2:計算できない私が、なぜ「投資」で成功できたのか
診断を受けたことで、私は自分の「取扱説明書」を手に入れました。 苦手なこと(計算、臨機応変な対応)は、もう無理に克服しようとするのをやめました。その代わり、自分の得意なこと(興味のある分野への深い集中力、独自の視点)を徹底的に磨くことにしたのです。
そこで出会ったのが「投資」でした。
多くの人は誤解しています。 「投資は、複雑な計算や高度な数学が必要だ」と。
断言します。投資に、高度な暗算能力は必要ありません。 今の時代、計算は全てコンピューターがやってくれます。Excelが、アプリが、私の代わりに完璧な計算をしてくれます。
投資で本当に必要なのは、「計算力」ではなく「想像力」と「分析力」、そして「ルールを守る力」です。
ここで、私のASD(自閉スペクトラム症)の特性が、意外な才能として開花しました。
- 興味を持った企業のデータを、飽きることなく分析し続ける「集中力」。
- 世の中の流行り廃りに流されず、自分の決めたルールを淡々と守り抜く「こだわり」。
- 人と違う視点で物事を見る「独自性」。
社会生活では「生きづらさ」の原因だったこれらの特性が、投資の世界では「最強の武器」になったのです。
学校のテストには、必ず「正解」があります。計算ドリルには、たった一つの答えしかありません。その答えを導き出せない私は、学校では「落ちこぼれ」でした。
しかし、投資の世界、そして実社会には「たった一つの正解」なんてありません。 電卓を使ってもいい。人に頼ってもいい。時間をかけてもいい。 最終的に「資産を増やす」というゴールに辿り着ければ、そのプロセスは自由なのです。
私は計算ができません。 でも、お金の「流れ」を読むことはできました。 私は文字をきれいに書けません。 でも、未来の「シナリオ」を描くことはできました。
そうして私は、資産3000万円以上を築き、今では胸を張って「投資家です」と言えるようになりました。
3:「学校の勉強」よりも、僕が子供に教えたいこと
私には今、大切な子供がいます。 親として、子供の将来を心配しないと言えば嘘になります。もし私に似て、勉強が苦手だったらどうしよう。学校で辛い思いをしないだろうか。
でも、私はかつての私の両親ほどには、絶望していません。 なぜなら、「学校の勉強ができなくても、生きていく道はある」と身をもって知っているからです。
私が子供に、学校の勉強よりも優先して教えたいこと。それは以下の3つです。
1. 「お金」は、自分の代わりに働いてくれる味方だということ
学校では「一生懸命働くこと」は教わりますが、「お金に働いてもらう方法」は教わりません。 計算ができなくても、お金の仕組み(マネーリテラシー)を知っていれば、貧困には陥りません。 「パパは計算が苦手だけど、お金のなる木を育てているんだよ」 そう教えることで、労働力だけに頼らない生き方の選択肢を渡してあげたいのです。
2. 自分の「苦手」を認め、「助けて」と言う勇気
私は長い間、「できないこと」を隠そうとして生きてきました。それが一番の苦しみでした。 だから子供にはこう教えます。 「人間には、できることとできないことがある。できないことは、道具を使ったり、得意な人に頼めばいいんだよ」と。 自分の弱さを知ることは、恥ではありません。むしろ、誰かと協力するための第一歩です。 「パパは計算ができないから、電卓を使うね。それでもダメなら、ママに頼むね」 その姿を隠さず見せることが、一番の教育だと思っています。
3. 「普通」じゃなくても、それが「強み」になる場所がある
学校という小さな箱の中では、「平均的にできること」が評価されます。 でも、社会という広い海に出れば、尖った才能こそが価値を持ちます。 私のASDやSLDの特性が投資に役立ったように、一見「欠点」に見えるものが、場所を変えれば「才能」に変わることがあります。 「みんなと同じにならなくていい。君だけの『得意』が輝く場所を一緒に探そう」 そう伝え続けていきたいのです。
4:親御さんへ。「成績表」を見て絶望しないでください
このブログを読んでいる親御さんの中には、お子さんの診断や、学校の成績表を見て、目の前が真っ暗になっている方がいるかもしれません。
「この子は将来、まともに働けるのだろうか」 「お金に困って、惨めな思いをするのではないか」
その不安、痛いほどわかります。私の親もそうでしたし、私自身もそうでした。
でも、どうか信じてください。 学校の成績表は、お子さんの未来のすべてを表すものではありません。 そこには「計算力」や「記憶力」は書かれているかもしれませんが、「発想力」や「優しさ」、「独特な感性」や「熱中する力」の点数は書かれていないはずです。
私が証明です。 計算ができなくても、漢字が書けなくても、幸せな家庭を持ち、資産を築くことはできます。 現代には、便利なツールがたくさんあります。AIも進化しています。苦手なことはテクノロジーに任せて、その子が持つ「好き」や「得意」を伸ばすことが、これからの時代を豊かに生きる鍵になると、私は確信しています。
おわりに:あなたは一人じゃない
不器用な私が、こうしてブログを書いている理由はただ一つ。 「あなたは一人じゃない」と伝えたいからです。
診断がつかずに苦しんでいる方。 診断されて間もなく、どうしていいかわからない方。 そして、そのご家族へ。
私の人生は、失敗の連続でした。 でも、その失敗の一つ一つが、今の私を作る大切なピースになっています。 「計算ができない投資家」なんて、ちょっと面白いと思いませんか?
このブログでは、そんな私の失敗談や、生活の中で見つけた「工夫」、お金の話、そしてありのままの日常を綴っていきます。 きれいな成功法則ではありませんが、泥臭く生きてきた実体験が、誰かの心の重荷を少しでも軽くするヒントになれば嬉しいです。
人生は、配られたカードで勝負するしかありません。 でも、そのカードの使い方は、無限大です。
一緒に、あなたやお子さんだけの「勝ちパターン」を探していきましょう。 不器用な私ですが、どうぞこれからも、ゆっくりしていってください。
管理人:りゅうぞう








