目次
  1. 計算も買い物リストも「捨てた」ら、人生が楽になった話
  2. 1:【実体験】計算できない私が経験した「買い物地獄」の日々
    1. 「普通の人ができること」が、私にはできなかった
    2. 地獄のような買い物の日々
  3. 2:【解決策】定期便で「勝手に届く仕組み」を作る
    1. 考え方を180度変えた転機
    2. Amazon定期おトク便とは?(初心者向け解説)
    3. 私が定期便にしている日用品リスト
  4. 3:【実践編】定期便を「最適化」するコツとデメリット
    1. 最適な配送間隔の見つけ方
    2. 定期便の設定手順(スマホでOK)
    3. 正直に話す「デメリット」
  5. 【中級者向けコラム】定期便を超える?スマートホーム連携の最新事情
    1. Amazon Dash Replenishment(ダッシュ・リプレニッシュメント)
    2. SwitchBot × 買い物自動化
    3. Notion × 在庫管理テンプレート
  6. 4:【心の話】「できない自分」を受け入れたら、資産3,400万円になった
    1. 計算できないのに、なぜ投資ができるのか
    2. 私の投資スタイル
    3. 「できない」を受け入れることで見えた世界
    4. 「できない」と認めることは、諦めることじゃない
    5. 周囲への伝え方
  7. 5:【おすすめリソース】心に寄り添ってくれた本・サービス
    1. おすすめの本
    2. おすすめのサービス・アプリ
  8. まとめ:「仕組み」があれば、計算できなくても生きていける
    1. この記事のポイント
    2. あなたへのメッセージ

計算も買い物リストも「捨てた」ら、人生が楽になった話

「あと何個残ってたっけ?」 「トイレットペーパー、いつ買ったっけ?」 「計算してから買い物行かなきゃ…」

こんな小さなストレスに、毎日消耗していませんか?

はじめまして、りゅうぞうです。38歳、妻と子供の3人暮らし。ASD(自閉スペクトラム症)とSLD(限局性学習症)を持っています。

私の場合、暗算は壊滅的にできません

スーパーで「3個で○○円」とか言われても、頭が真っ白になります。買い物リストを書こうとしても、文字がうまく出てこない。残数を数えようとしても、途中で何個だったか忘れる。

27歳で診断されるまで、こんな自分を「ダメ人間」だと責め続けてきました。

でも今は違います。

結論から言います。

「計算しない」「書かない」「数えない」

この3つを徹底したら、買い物のストレスがほぼゼロになりました。

その秘密は、「自動化」という仕組みづくりです。

この記事では、計算も買い物リストも苦手な私が、どうやって日用品の在庫管理を「勝手に回る仕組み」に変えたかをお話しします。同じように苦しんでいる方の、小さなヒントになれば嬉しいです。


1:【実体験】計算できない私が経験した「買い物地獄」の日々

「普通の人ができること」が、私にはできなかった

まず、私の「できない」を正直にお話しさせてください。

私の苦手なこと(SLD・書字と計算の困難):

  • 暗算が全くできない(2桁の足し算でもフリーズする)
  • 買い物リストを書こうとすると、文字が出てこない
  • 「あと何日分ある」という見積もりができない
  • 「前回いつ買ったか」を覚えていられない
  • 残数を数えている途中で、数がわからなくなる

私の苦手なこと(ASD的な困難):

  • 「なんとなく減ってきたから買う」という曖昧な判断が苦手
  • 急に「あ、切れてた!」となるとパニックになる
  • スーパーの情報量に圧倒されて、何を買いに来たか忘れる

これ、日常生活では致命的なんですよね。

地獄のような買い物の日々

診断前の私の買い物は、こんな感じでした。

パターン1:買いすぎる

「足りないと不安だから」と買いまくり、気づけばトイレットペーパーが押し入れに山積み。ティッシュは半年分くらいある。でも洗剤は切れてる。なぜなら「どれくらい残ってるか」を把握できないから。

パターン2:買い忘れる

「リストを書かなきゃ」と思いつつ書けない。書いても持っていくのを忘れる。結果、肝心なものを買い忘れて、帰ってから絶望する。

パターン3:計算できなくて固まる

「4個入り298円と8個入り498円、どっちがお得?」

……わからない。計算しようとしても、頭が真っ白になる。後ろに人が並んでくる。焦る。適当に掴んで逃げるように帰る。

毎回の買い物が、小さな敗北の積み重ねでした。

「なんでこんな簡単なことができないんだろう」 「みんな普通にやってるのに」 「自分はダメな人間なんだ」

そう思いながら、20代のほとんどを過ごしました。


2:【解決策】定期便で「勝手に届く仕組み」を作る

考え方を180度変えた転機

27歳で診断を受けた後、私はあることに気づきました。

「できないことを頑張る」より、「できなくても回る仕組み」を作ればいい。

これは、私の人生を変えた発想の転換でした。

計算ができないなら、計算しなくていい仕組みを作ればいい。 買い物リストが書けないなら、リストがいらない仕組みを作ればいい。 残数が数えられないなら、数えなくても届く仕組みを作ればいい。

その答えが、「定期便」による完全自動化でした。

Amazon定期おトク便とは?(初心者向け解説)

Amazon定期おトク便は、設定した商品が自動的に届くサービスです。

主な特徴:

  • 1〜6ヶ月の間隔で商品が届く
  • 通常価格より5〜15%オフになる
  • 配送日の前にメールが届き、スキップや変更も可能
  • 解約はいつでもOK、縛りなし

料金例(2025年現在):

商品通常価格定期便価格配送間隔例
トイレットペーパー12ロール約700円約630円2ヶ月
ミネラルウォーター2L×6本約600円約540円1ヶ月
洗濯洗剤約400円約360円2ヶ月

つまり、「買い忘れ防止」と「節約」が同時にできるんです。

私が定期便にしている日用品リスト

参考までに、私が実際に自動化している商品を公開します。

【消耗品・毎月〜2ヶ月】

  • トイレットペーパー(2ヶ月ごと)
  • ティッシュペーパー(2ヶ月ごと)
  • ミネラルウォーター2L×6(毎月)
  • 食器用洗剤(2ヶ月ごと)
  • 洗濯洗剤(2ヶ月ごと)

【衛生用品・2〜3ヶ月】

  • ハンドソープ詰め替え(2ヶ月ごと)
  • ボディソープ詰め替え(2ヶ月ごと)
  • シャンプー・コンディショナー(3ヶ月ごと)
  • 歯ブラシ(3ヶ月ごと)

【その他】

  • コーヒー豆(毎月)
  • 猫のご飯(毎月)※ペットがいる方向け

3:【実践編】定期便を「最適化」するコツとデメリット

最適な配送間隔の見つけ方

「何ヶ月ごとに届けばいいかわからない」という方、安心してください。

私の方法は超シンプルです。

ステップ1:まず「短め」に設定する

最初は1ヶ月で設定します。足りなくなることは絶対ない。

ステップ2:届いた時に「まだある」なら伸ばす

届いた時に「あ、まだ余裕ある」と思ったら、次から2ヶ月に変更。

ステップ3:「ちょうどいい」を見つける

これを繰り返して、自分の家庭の消費ペースを「体で覚える」。

大事なのは、「計算しない」こと。

「1日何グラム使って、1ヶ月で…」なんて計算は不要です。「届いた時にまだあるか、ないか」だけで判断します。

定期便の設定手順(スマホでOK)

  1. Amazonアプリを開く
  2. 欲しい商品を検索
  3. 「定期おトク便」を選択(対応商品のみ)
  4. 配送間隔(1〜6ヶ月)を選ぶ
  5. 「申し込む」をタップ

5分で設定完了です。

正直に話す「デメリット」

もちろん、定期便にも欠点があります。私が経験した「失敗談」も含めてお伝えします。

デメリット1:不要な時にも届く

旅行や帰省で長期不在の時、うっかり届いてしまったことがあります。

対策: Amazonから届く「配送予定メール」を見逃さない。私はスマホのカレンダーに「定期便確認」と入れています。

デメリット2:価格変動がある

定期便でも、商品価格が上がることがあります。気づかないうちに高くなっていることも。

対策: 3ヶ月に1回くらい、注文履歴をチェック。大幅に上がってたら、別商品に変更するか、スーパーのセールを狙う。

デメリット3:最初の設定が面倒

正直、最初に「何を定期便にするか」を決めるのは大変でした。

対策: 一気にやらない。「まず水だけ」「次にトイレットペーパー」と、1週間に1つずつ追加していく。


【中級者向けコラム】定期便を超える?スマートホーム連携の最新事情

ここからは、少しマニアックな話をします。興味がある方だけどうぞ!

Amazon Dash Replenishment(ダッシュ・リプレニッシュメント)

対応家電と連携すると、自動で消耗品が届くサービスがあるのをご存知ですか?

例えば、プリンターのインクが減ると自動で注文が入る。洗濯機の洗剤残量をセンサーが検知して自動発注する。

2025年現在、日本で対応している家電はまだ少ないですが、海外では普及が進んでいます。

日本で使える例:

  • Brother製プリンター(インク自動注文)
  • 一部のコーヒーマシン(カプセル自動注文)

将来的には、冷蔵庫が牛乳の残量を検知して自動注文する時代が来るかもしれません。

SwitchBot × 買い物自動化

私が最近試しているのが、SwitchBotを使った「在庫見える化」です。

やり方:

  1. 日用品の定位置を決める
  2. SwitchBotカメラを設置
  3. スマホで在庫状況を確認

正直、まだ実験中ですが、「家に何があるか」をスマホで確認できるのは便利です。計算や記憶に頼らなくていい。

※SwitchBot Hub Mini:約4,000円〜、カメラ:約4,000円〜

Notion × 在庫管理テンプレート

「デジタルで管理したい」という方には、Notionというアプリもおすすめです。

無料で使えて、在庫管理テンプレートをダウンロードできます。ただし、SLDで文字入力が苦手な私には、継続が難しかったです…。

私の結論: いろいろ試した結果、「定期便で自動化」が一番ラクでした。テクノロジーは便利ですが、シンプルが最強です。


4:【心の話】「できない自分」を受け入れたら、資産3,400万円になった

計算できないのに、なぜ投資ができるのか

ここで、少し意外な話をします。

私は計算が苦手です。暗算は本当にできません。

でも、現在の資産は約3,400万円。そのうち90%が株式投資です。

「えっ、計算できないのに投資?」と思いますよね。

実は、投資こそ「自動化」の究極形なんです。

私の投資スタイル

【やっていること】

  • 毎月、決まった金額を自動で積み立て(つみたてNISA、iDeCo)
  • インデックスファンド(全世界株式)を購入
  • 基本的に「何もしない」

【やっていないこと】

  • 個別株の分析
  • 株価のチェック(ほとんど見ない)
  • タイミングを計った売買
  • 複雑な計算

つまり、「考えない」「計算しない」「見ない」投資です。

最初に仕組みを作ったら、あとは放置。これは、日用品の定期便と全く同じ発想です。

「できない」を受け入れることで見えた世界

27歳で診断を受けて、最初はショックでした。

でも、「計算ができない」という事実を受け入れてからは、「計算しなくていい方法」を探すことに集中できるようになりました。

これが、私の人生を大きく変えたターニングポイントです。

「できない」と認めることは、諦めることじゃない

よく誤解されるんですが、「できないと認める」と「諦める」は全く違います

諦める=「どうせ自分はダメだから、何もしない」 認める=「ここは苦手だから、別の方法を探そう」

私は計算ができません。でも、計算しなくても資産を増やす方法は存在しました。 私は買い物リストが書けません。でも、リストがなくても日用品が届く方法は存在しました。

「できない」を認めることで、初めて「別の道」が見えるようになるんです。

周囲への伝え方

診断を受けてから、私は少しずつ周囲に自分の障がいを伝えるようになりました。

最初は怖かったです。「変な目で見られるんじゃないか」「できない奴だと思われるんじゃないか」と。

でも、伝え方を工夫することで、理解してもらえることも増えました。

私が心がけている伝え方:

  • 「〇〇ができない」だけでなく、「だから△△で対応している」まで伝える
  • 相手に「何をしてほしいか」を具体的に伝える
  • 一度に全部伝えようとしない(少しずつでOK)

例: ×「計算ができないんです」(相手は困る) ○「計算が苦手なので、割り勘の時はアプリで計算してもらえると助かります」(具体的)

伝えることで、助けてもらえる場面が増えました。そして何より、「隠さなくていい」という安心感が、日々のストレスを大幅に減らしてくれました。


5:【おすすめリソース】心に寄り添ってくれた本・サービス

ここで、私が実際に救われた本やサービスを紹介します。

おすすめの本

『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に暮らすための本』(村上由美・著)

日常生活の「困った」に対する具体的な工夫が満載。定期便のような「仕組み化」のヒントもたくさんあります。当事者目線で書かれているので、共感しながら読めます。

『発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術』(借金玉・著)

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¥1,540 (2025/12/30 18:12時点 | 楽天市場調べ)

ASD・ADHDの当事者による、リアルなライフハック集。「できない自分」との向き合い方が、ユーモアたっぷりに書かれています。何度も読み返している一冊です。

『「助けて」が言えない SOSを出さない人に支援者は何ができるか』(松本俊彦・編)

楽天ブックス
¥1,760 (2025/12/30 18:12時点 | 楽天市場調べ)

これは支援者向けの本ですが、当事者が読んでも発見があります。「なぜ自分は助けを求められなかったのか」を客観的に理解できました。

おすすめのサービス・アプリ

【日用品の自動化】

  • Amazon定期おトク便(本記事で紹介済み)
  • LOHACO定期便(オフィス用品中心だが日用品も充実)
  • 生協の宅配(地域によるが、毎週届く安心感がある)

【買い物サポート】

  • Alexa(アレクサ):「アレクサ、買い物リストに牛乳を追加して」と話しかけるだけでリスト作成。書く必要なし
  • Googleアシスタント:同様の機能あり。スマホに話しかけるだけ

【お金の自動化】

  • 楽天証券 / SBI証券の自動積立:毎月決まった日に自動で投資される
  • マネーフォワードME:銀行やカードを連携すると、自動で家計簿ができる(私も愛用中)

まとめ:「仕組み」があれば、計算できなくても生きていける

長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。

最後に、お伝えしたいことをまとめます。

この記事のポイント

【日用品の自動化】

  • Amazon定期おトク便などで「勝手に届く仕組み」を作る
  • 計算不要、買い物リスト不要、在庫管理不要
  • 最初の設定だけ頑張れば、あとはラク

【配送間隔の決め方】

  • 最初は短め(1ヶ月)で設定
  • 届いた時に「まだある」なら間隔を伸ばす
  • 計算せず、感覚で調整する

【デメリットへの対策】

  • 不要な時は「スキップ」機能を使う
  • 価格変動は定期的にチェック
  • 設定は一気にやらず、少しずつ

【心の持ち方】

  • 「できない」を認めることで、「別の方法」が見える
  • 仕組みを作れば、苦手を補える
  • 周囲に伝える時は「対応策」まで伝える

あなたへのメッセージ

かつての私のように、「計算ができない自分」「リストが書けない自分」を責めている方へ。

あなたは、ダメじゃない。

できないことがあるのは事実。でも、それは「あなたがダメだから」じゃない。脳の仕組みがちょっと違うだけです。

そして、「できない」を認めた瞬間から、別の道が開けます

私は計算ができません。でも、定期便のおかげで日用品に困ることはありません。 私は暗算ができません。でも、自動積立のおかげで3,400万円の資産を築けました。

「できない」があっても、仕組みがあれば、ちゃんと生きていける。

このブログが、あなたの「暮らしの攻略本」になれば嬉しいです。

不器用な私ですが、これからも工夫を発信していきます。 どうぞ、ゆっくりしていってくださいね。