毎日3食の料理を担当していると、たまに起こってしまうのが「焦げ付き」の悲劇。特に朝は子供たちの準備に追われながらの料理で、つい鍋を焦がしてしまうことも…。
今日は私が実際に試して効果があった、焦げ臭い対策をご紹介します。
まず最初にすべきこと:換気と臭い元の処理
焦げ臭さを感じたら、まず以下の3つの対応を同時に行いましょう:
- 窓を全開に:新鮮な空気を取り入れることが最優先です。可能であれば、対角線上の窓を開けて空気の通り道を作ります。
- 換気扇をフル稼働:キッチンの換気扇はもちろん、家中の換気扇をすべて稼働させましょう。
- 焦げた調理器具を速やかにベランダへ:臭いの元となる鍋やフライパンは、すぐに室外に出します。
効果的な消臭方法
1. 重曹水スプレーの活用
我が家で特に重宝しているのが重曹水スプレーです。
- 作り方:水500mlに重曹大さじ1を溶かす
- 使い方:室内の空気中に満遍なく噴霧
- 効果:アルカリ性の重曹が酸性の焦げ臭を中和
2. お酢の力を借りる
重曹と並んで効果的なのが食酢です。
- 小鍋に食酢を入れて沸騰させる
- 蒸気が部屋中に行き渡ることで消臭効果を発揮
- 酢の臭いは30分程度で消えます
3. コーヒー豆の活用
意外と知られていませんが、コーヒー豆やコーヒー粉も強力な消臭効果があります。
- 皿に挽いたコーヒー豆を置く
- 部屋の数カ所に設置
- コーヒーの香りで焦げ臭さを和らげる
場所別の焦げ臭い除去方法
キッチン周り
- 換気扇フィルターの掃除
- 壁や天井のウタマロクリーナー拭き
- システムキッチンの扉の拭き上げ
リビング
- カーテンの洗濯
- ソファーのファブリックスプレー
- エアコンフィルターの掃除
衣類
- 重曹水スプレーを吹きかけて自然乾燥
- 天日干し
- 専用の消臭スプレーの使用
予防対策
実は私、以前は本当によく料理を焦がしていました。そこで編み出した予防策をご紹介します:
- タイマーの活用
- スマートフォンのタイマーを必ずセット
- 複数の調理時は複数のタイマーを使用
- 温度管理の工夫
- 中火以下での調理を心がける
- IHクッキングヒーターの温度設定を活用
- 調理器具の選び方
- 厚手の鍋を使用(熱まわりが良く、焦げにくい)
- フッ素加工のフライパンを定期的に交換
最後に、どうしても焦げ付いてしまった調理器具の復活方法もお伝えしておきます:
- 重曹ペーストで漬け置き
- クエン酸水溶液での煮沸
- メラミンスポンジでの優しい研磨
焦げ臭い対策、いかがでしたでしょうか?ちょっとした工夫で、快適な室内環境を取り戻すことができます。
皆さんも、もし料理を焦がしてしまったら、慌てず、この記事を思い出してください。主夫歴8年の私が保証します。これらの方法で、必ず臭いは消えていきますよ。