我が家の玄関はなんと1.5畳(約2.5㎡)。最初は「ここで何ができるの?」と途方に暮れましたが、今では「このスペースで十分!」と言い切れるほど進化しました。今日は実際に効果があった具体的な方法と、失敗から学んだ貴重な経験をお伝えします。
1. 立体思考で空間活用|天井まで使い切る魔法
壁面吊り下げ式シューズラックの驚異
「縦の空間は無限大」と気づいたのが転機でした。DIYストアで見つけた吊り下げ式ラック(幅60cm×高さ120cm)を設置したところ、12足収納可能に。注目すべきは底面に物置スペースがある点で、傘立てと犬のリードを収納しています。
【失敗談】
最初に選んだラックが深すぎ(35cm)、扉が開閉できない事態に。玄関の寸法+ドアの開き角度を測る重要性を痛感しました。
天井埋め込み型収納の活用
DIYで天井に桐の箱(30cm×30cm×15cm)を3つ設置。季節ものの収納に革命が!夏は扇風機、冬はブーツの手入れグッズを収納。湿気対策に除湿剤を常備しています。
2. キャビネット選びの哲学|機能美と実用性の融合
スリムキャビネットの選定基準
試行錯誤の末たどり着いた最適解:
- 奥行き20cm以下(通路確保)
- 扉付き(ほこり防止)
- 可動式棚板(収納物に応じて調整)
おすすめは無印良品の「スタッキングシェルフ」。組み合わせ自由で、我が家では上段に郵便物整理ボックス、下段にシューズケアキットを配置。
隠し収納のススメ
キャビネット上部10cmの空間を見逃さない!薄型の引出しトレー(100均で購入)を滑り込ませ、電池・電球のストック場所に。家族も「どこにあるかわかる」と好評です。
3. 魔法のボックス活用法|収納しながらインテリアに
透明ボックスvs布製ボックス
比較実験した結果:
- 透明ボックス:中身が見える→使用頻度の高いもの
- 布製ボックス:埃がつきにくい→季節用品
意外な活用法:蓋付きボックスを踏み台代わりに(耐荷重30kgのものを選択)。天井の収納箱に届かない時にも重宝します。
斜めボックスの革命
斜めにカットした手作り木箱が大活躍!靴のつま先側を下に向けて収納すると、従来より20%多くの靴を収納可能に。木材(杉材)の防臭効果も期待できます。
4.靴収納の新常識
3D測定法のススメ
単なる寸法測定ではなく、立体的な動線分析が重要です。我が家で実践した方法:
- 最も大きな靴を基準に測定
- 扉の開閉軌道をマスキングテープで表示
- 実際にしゃがむ動作を再現して干渉チェック
この結果、従来4足しか収納できなかったスペースが7足に!
回転式ラックの衝撃

中古で購入した回転式シューズラック(直径40cm)が予想外の効果。90度回転させるだけで奥の靴が取り出し可能に。ただし重量配分に注意(重い靴は下部に配置)。
5. 変幻自在家具|5つの機能を持つ驚異のチェア
自作折りたたみチェアの秘密
大工経験のない私が挑戦したDIY:
- 座面下に引き出し(鍵・マスク収納)
- 背もたれ部分にフック(犬のリード掛け)
- 側面にスマホスタンド
- 内部空洞にスリッパ収納
- 展開すると踏み台に変形
難点は重量(8kg)でしたが、キャスターを付けて解決。
6.小物が便利、収納可能が増えちゃう
磁石革命
ホームセンターで購入したマグネットボード(30cm×40cm)が鍵管理に革命!ただし強力マグネット使用時はスマホやICカードに注意。我が家では5cm間隔でフックを配置しています。

傘立ても進化中
従来型から180度発想転換:
・壁面吊り下げ型(傘先を上向きに)
・排水受けトレー付き
・開閉式カバーで目隠し

雨の日でも玄関が水浸しにならない工夫です。
番外編:照明と香りで空間を広く見せる
LEDテープライト(3000K)を床周囲に設置したら、視覚的に空間が広く感じられるように。アロマディフューザーではなく消臭効果のある観葉植物(ポトス)を置くことで、香りと緑の立体感を両立させました。