家計

食費を上げずに、食料品代を節約する5つのコツ

最近、物価高が続いていて、みなさんも食費の節約に頭を悩ませているのではないでしょうか?

私も実際に家計を管理する中で、「質は落とさず、でも賢く節約したい」という思いで様々な工夫を重ねてきました。今回は、我が家で実践している食費節約のコツを5つご紹介します。

スーパーの特売日を把握する

まず大切なのは、よく利用するスーパーの特売日をしっかり把握することです。我が家の近所には3軒のスーパーがありますが、それぞれ曜日によって特売品が違います。例えば、A店は水曜日に精肉が安く、B店は木曜日に青果が特売になるといった具合です。

この特売日情報を手帳にメモしておくことで、計画的な買い物が可能になります。特に、食費の中で大きな割合を占める精肉類は、特売日に買いまとめて冷凍保存することをおすすめします。

季節の食材を活用する

旬の食材は栄養価が高いだけでなく、値段も手頃です。例えば、冬であれば白菜やほうれん草、夏であればなすやきゅうりといった具合に、季節の野菜を中心にメニューを考えると、自然と食費を抑えることができます。

また、旬の食材は味も良く、家族の満足度も高くなりますよ。我が家では、食材が安い時期に作り置きやペースト状にして冷凍保存することで、オフシーズンでも手軽に使えるようにしています。

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価格を比較する最も良い方法の一つは、チラシを使用することです。セールやお得な商品を見つけたら、ネットチラシで価格を調べ、他のお店の通常価格と比較することができます。

次に、これらの商品のさまざまな店での価格を記録します。店舗ごとに別のページを作成してもいいですし、1つの大きなスプレッドシートにすべての価格を記録しておいてもいいでしょう。

価格を比較しているうちに、いくつかのパターンが見えてくるかもしれません。例えば、ある店では牛乳が常に最安値で、別の店ではパンが常に最安値というパターンです。必要なものがどこで一番安く手に入るかを知ることは、食費を節約するのに役立ちます。

クーポンを使う

クーポンを利用すれば、食料品を節約することができます。新聞やスマートフォンのアプリからクーポンを入手することができます。クーポンを使うときは、必ず有効期限を確認し、実際に購入する商品にのみ使用するようにしましょう。

クーポンを利用すれば、食料品の購入費を節約できるのは明らかです。さらに、クーポンを利用すれば、新しい製品を試すことができます。

何度も言いますが、クーポンは、あなたが試してみたいと興味があるかもしれない新しい製品の割引を提供しています。

さらに、良いセールを見つけてクーポンを持っていれば、後で商品を安く購入することができます。

もちろん、クーポンを使うことにはデメリットもあります。ひとつは、クーポンを見つけて切り取るのに時間がかかること。アプリを開いて狭い画面の中からさがさないといけないことなど、もし時間がないのであれば、これはあなたにとって最良の選択ではないかもしれません。

さらに、クーポンがあるからといって、普段は買わないものを買ってしまうかもしれません。これを避けるには、使うことが分かっているものだけにクーポンを使うようにしましょう。

クーポンは食料品にかかるお金を節約する素晴らしい方法となります。ただ、最大限の効果を得るために、賢く使うことを心がけてください。

まとめ買いと保存のコツ

買い物の頻度を減らすことも、実は大きな節約につながります。というのも、スーパーに行くたびに「ついで買い」が増えてしまうものですから。我が家では週1回の大型買い出しを基本にしています。

ただし、まとめ買いの際は保存方法が重要です。特に我が家で実践している保存のコツをご紹介します:

野菜の保存

  • 葉物野菜:キッチンペーパーで水気を取り、ビニール袋に入れて冷蔵
  • 根菜類:新聞紙に包んで野菜室へ
  • トマトやきゅうり:室温保存で、冷やしすぎない

お肉の保存

  • 小分けにして冷凍
  • 使用する分量ごとに平らに広げて保存(解凍が早く、必要な分だけ使える)
  • 下味冷凍も活用(時短調理にも便利)

食材の使い切り計画を立てる

食材を無駄にしないことは、節約の基本中の基本です。我が家では、冷蔵庫の中身をホワイトボードに書き出し、期限切れを防いでいます。

特に意識しているのは、「同じ食材を違う料理に展開する」という考え方です。例えば:

キャベツの場合: 1日目→生野菜サラダ 2日目→お好み焼き 3日目→スープの具材

このように計画的に使い切ることで、食材の無駄を最小限に抑えられます。

調味料やストック品の見直し

意外と見落としがちなのが、調味料やストック品の管理です。我が家では、以下のルールを設けています:

  • 調味料は必要最小限に厳選(似たような味のものは統合)
  • 使用頻度の低い調味料は購入を控える
  • 備蓄品は定期的に棚卸しを行い、期限切れを防ぐ

特に最近取り入れているのが、「万能調味料」の活用です。例えば、醤油、みりん、酒を1:1:1で混ぜた合わせ調味料を作っておくと、様々な料理に使え、調味料の種類を減らせます。

実践的な節約レシピの紹介

ここからは、実際に我が家で人気の節約レシピをいくつかご紹介します。

  1. もやしと春雨の中華炒め 材料費:約300円(4人分)
  • もやし:2袋
  • 春雨:1袋
  • 豚こま切れ肉:100g 作り方のポイント: 春雨は戻しすぎず、シャキシャキ感を残すのがコツです。
  1. 大根まるごと活用献立 材料費:約500円(2日分) 1日目:大根ステーキ 2日目:大根おろしうどん 3日目:葉の部分は炒め物に

まとめ:継続できる節約のコツ

食費の節約で最も大切なのは、「続けられる方法を見つけること」です。極端な節約は長続きしませんし、家族の満足度も下がってしまいます。

私の経験から、以下の3点を特に意識することをおすすめします:

  1. 家族の好みを考慮する
  2. 季節感を大切にする
  3. 時には気分転換の日を設ける

また、節約のモチベーションを保つために、食費の変化を記録することもおすすめです。我が家では、レシートを保管して月末に支出を集計。節約できた分は、家族で外食する資金にまわすことにしています。

最後に

食費の節約は、単なる「支出を減らす」という作業ではありません。家族の健康と満足を考えながら、賢く買い物をし、食材を無駄なく使い切る。そんな工夫を重ねることで、結果的に家計の節約につながっていくのです。

みなさんも、自分の家庭に合った節約方法を見つけていってください。食費節約は、決して「我慢」ではなく、「賢い選択」なのですから。

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